【熊撃退スプレー】POLICE MAGNUM 中型 B-609|本州のツキノワグマ想定・JSDPA認定・約5m噴射の定番

結論
登山・渓流・里山歩きでの本州以南のツキノワグマ対策なら、POLICE MAGNUM 中型(B-609)は携行しやすい約163g、噴射距離約5m、JSDPA認定の安心設計。
短い間欠噴射で霧の壁をつくり、こちらが退避する時間を確保することに主眼を置いたモデルです。
※人に向けて使用しないでください。
提供情報に基づく要点(認定・性能)。携行・使用は各自治体ルールと現地案内に従ってください。
このモデルのポイント
- 対象:主にツキノワグマ(本州以南)ほかに猪・犬・猿など動物にも使用可。
- JSDPA認定・公的採用品:日本セキュリティ&防犯用品協会(JSDPA)認定/複数の国公立機関・自治体で採用実績。
- 携行性:直径38mm×長さ172mm、重量約163g(内容量105g)
- 到達距離と回数:約5m/0.5秒×4〜5回(連続2〜2.5秒相当)短い間欠噴射前提。
- 安全性:非引火性・非毒物・非劇物。噴射剤は水・プロピオン酸・グリコール・OC・UV。PL保険(8億円)加入。
スペック早見表
- モデル
- POLICE MAGNUM 熊撃退スプレー 中型 B-609
- サイズ/重量
- φ38×172mm / 約163g
- 内容量
- 105g
- 噴射距離
- 約5m
- 噴射回数
- 0.5秒×4〜5回(合計2〜2.5秒)
- 温度条件
- 周囲温度40℃まで
- 有効期限
- 3年以上(本体ラベル記載)
- ガス/圧力
- 高圧ガスN2/35℃で0.78–0.80MPa(ゲージ内圧)
- 成分
- 水、プロピオン酸、グリコール、OC(カプサイシン系)、UV
- 区分
- 非引火性・非毒物・非劇物
- 認証等
- JSDPA認定/PL保険8億円
携行と保管(トラブルを避ける基本)
- 携行位置:ザック奥底はNG。すぐ手が届く外付けホルダーやショルダーハーネスに装着。
- 操作手順の“予習”:安全ピンの外し方・持ち方・噴射方向を事前に確認(屋内・人やペットのいる場所では絶対に噴射テストしない)
- 温度管理:高温車内に放置しない。凍結環境では性能低下あり、体温で軽く温めるなどの対策を。
- 輸送・施設:多くの交通機関・航空機で持ち込み不可。事前に規約を確認。
- 期限管理:ラベルの有効期限と外観(錆・変形・漏れ)を定期点検。期限切れは更新。
使い方の原則(人に向けて使用しない/緊急時の動物対策のみ)
1)距離と風向の確認:相手が近づき、約5m圏に入る危険が迫ったら、風上に立たないよう位置取り。
2)短く噴射して霧の壁を作る:0.5秒前後の間欠噴射で進路前方の地表側に広げる(相手が突っ込む方向に障壁を作るイメージ)
3)退避を優先:噴射は時間を稼ぐ手段。背を向けて走らず、相手の動きを見ながら落ち着いて後退・退避。
※平時の試し噴射は推奨されません。安全教育は取扱説明書の範囲で実施し、実噴射は緊急時のみ。
法令・倫理の注意
- 使用対象は動物のみ。人に向けての使用は厳禁です。
- 自治体・管理区域のルールに従う(自然公園・保護区・施設内は特に要確認)
- 市街地・イベント会場など不必要な携行は避ける。移動は安全ピン装着・保護ケース収納が原則。
よくある質問(FAQ)
風が強いときは?
誤って肌や目に付着したら?
北海道のヒグマでも使える?

使ってみた感想【男性/40代(アウトドア歴10年)】
家族と登山仲間で持ち回りテスト。
30代男性はグリップ感と安全ピンの固さが「ちょうど良い」と評価。
50代女性は重さは許容だがバッグからの素早い取り出しに不安があり、ホルダー運用を推奨。
20代女性(学生)は噴射音と圧に驚くも持っていると安心感が大。
70代男性は手順を事前に反復しておけば操作は難しくないとの所感。
全員一致で、風向き・距離の意識と平時の取り扱い訓練が大事、という結論。
屋外でのダミー噴射は躊躇を減らすのに有効でした。
まとめ
携行はすぐ使える位置、運用は短く噴射→退避が鉄則
JSDPA認定・約5m・間欠噴射という実用バランスで、本州の山行・里山・渓流の最後の安全ネットとして頼れる一本。
装備は鈴・ベル・音・フードロス対策(匂い管理)とセットで。
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※本記事は製品の安全な理解のための一般情報です。実地の指導・最新の地域情報を優先してください。